NHK(受信契約)を3分で撃退する方法

「(ピンポーン) NHKです。受信料契約の件でお伺いしました。」

「どうぞ〜」

 

引っ越すたびに待ってました言わんばかりに現れるNHK

門前払いしてもまた後から必ずやって来るので、私はその都度対応する。

 

「名刺頂けますか」

 

ドアを開けた瞬間に自己紹介が始まるが、間髪置かずこの一言を言いましょう。

 

「委託の方なんですね」

 

名刺を丁寧に両手で頂いて名刺を見ながらの二言目。

 

以上の二言で相手は必ずひるみます。

めんどくさいヤツだなと思われます。

堂々と毅然とした態度で言いましょう。

 

テレビはあるのか?

テレビ付きのカーナビはないのか?

スマフォはないのかあるのか?

パソコンはあるのかないのか?

 

いろいろ聞いてきますが、該当していても持っていないと言いましょう。

自宅に入り込んでNHKが確認することは出来ません。

10年以上テレビを所持していない私は何度か「お部屋にどうぞ」と促しましたが、皆固辞しました。絶対に部屋には上がってきません。

 

スマフォがあっても無いと言いましょう。

ガラケーしか持っていません」

 

もしくは、iPhoneを持っているならそれを見せると良いです。

私は現在Androidですが自宅用に古いiPhoneがあるので、今回はそれをポケットから出して見せて終了です。

 

テレビ受信機能のないiPhone水戸黄門の印籠と同じ効用があります。

 

もう一度整理します

 

「名刺下さい」

「委託の方なんですね」

「該当端末はありません」

 

基本この三言だけで終了です。

iPhoneあれば尚良しです。

 

一通りのやり取りののち集金人は持参タブレットで何やらチェックしますが、あれは各世帯ごと払う見込みがあるかどうか、チェックしているらしい。

 

私の場合、今まで引っ越すまでまたNHKがやって来ることはないので、毎度この三言で「払う見込みゼロ」にチェックされてるようです。ありがたいことです。

 

集金人もプロなのでちょっとしたやり取りで「この人は無理」「この人はいける」と判断しているのは間違いないでしょう。

 

以前友人と同居していたとき、私の不在中に契約書を置いていかれ危うく契約させられるところでした。(後日私が対応し帰ってもらいました)

 

ネットで「NHK撃退」と調べると写真や動画撮影しろだとか、「帰れ」と言い放てとか、共用部に入っても不法侵入だから云々だとかいろいろな手段が列挙されていますが、私は以上のように喧嘩腰でなく穏便なやり取りで終わらせます。

 

生きている時間は有限です。

こういうことに過度な労力は使いたくありません。

 

相手もひとです。

生活のためにやっているに過ぎません。

摩擦の着火点をわざわざ作らずスマートに帰って頂きたいものです。

 

 

NHKのコンテンツは好きです。長年NHKラジオの「ラジオ深夜便」や「すっぴん」はよく聴きます。(ラジオは受信料不要)

パーソナリティ、アンカーさんの安定感や時にはリスナーの方からのハガキで不意に涙声で詰まり番組進行が危うくなり、それを咄嗟に優しくフォローする相方さんのやり取りなど民放ではない味わい深さがあります(この時は運転している車を路肩に止めて聞き入りました。)

 

高校時代、NHKスペシャル映像の世紀」を見て胸打たれ私はアジア旅行に行くことになりました。それは現在でもライフワークになっています。

 

NHKの何が問題かと言えば

 

1 国からも視聴者からも莫大な収入を得ている

2 受信料を取りやいところからしか徴収していない

2 受信機所用者に一律に料金請求している

 

以上の三点が挙げられます。

 

1 NHKは税金のみで運営されていないのでイギリスのBBCのような国営放送でなはなく「皆さまのNHK」=「公共放送」と言う位置付けです。

個人的には国からだけ、もしくは視聴者からだけのどちらか一方の方が良い。 福島の原発事故の際の報道ぶりは完全に国の意向のみを忠実に報道したのが証左であって、あれをもって「国営放送」ではないとは言えません。

安保法制など国論を二分するときなど、ほとんど幻想でしかない「公正中立」を標榜する不毛さは周知の通りです。

 

完全に視聴者からの収入で運営し、過去の良質なコンテンツをYoutubeのようにいつでも好きな時にネットで見られるようにするのならば、私は喜んで受信契約をします。

 

 

2 私のように3分間のやり取り一回だけで、引っ越さない限りは二度とやって来ません。一方で何度もやって来ては押し問答の末、裁判沙汰になる場合もあります。裁判のニュースを読むとガチで対決する方もおりますが、あれよあれよという間に訴えられてるケースが散見されます。「公平性」を盾に見せしめ的な司法沙汰という印象です。

 要は受信料を取りやすいところから取っているのです。 受信料の公平性を担保したいのなら、まずはうるさい人、面倒くさい人から真っ先に徴収すべきです。

 

3 自宅のポストに毎月何やら頼んでない興味もない、読みたくもない雑誌が送られて来て、後日請求人が現れる。NHKの手法はこれと同じだと私は思います。ネットで思わずクリックしたポルノサイトから支払い請求が来ても、単なる詐欺です。NHKはポルノサイトのクリック以前に、そのPCを所持していることに料金請求しているようなもの。

 テレビが誕生した当初、村落の裕福な家にテレビが一台あって近所の人が大勢押しかける時代がありました。(私の親世代がそうです)

NHKの料金徴収は当時のままです。ネットもスマフォもある現在と絶世の感があります。明らかに徴収方法が今の時代に対応しているとは言えないのではないでしょうか。

 

長々と失礼しました。

 

 

しかしながら昨日来たNHKさん、夜の9時過ぎの来訪というのはいかがなものなのでしょう。
女性の一人暮らしならまず対応しないと思われます。